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11.1 株式のIRについて
株式の場合、それまでのトレンドが大引け後のIRの発表によって一転することがあります。ただ、多くの場合、業績に対して影響を与えるものではありません。与えたとしても軽微なものにとどまることが殆どです。にも ...
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10.15 FRB
次に、アメリカの中央銀行制度ついて述べます。アメリカの中央銀行制度の仕組み全体をあらわす言葉として、FED(Federal Reserve System)があります。Systemの名の通り、制度体系全 ...
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10.14 日本銀行
ここで一旦、アメリカと日本との中央銀行について、金融政策の内容ではなく、制度・組織・業務の面から整理をしておきたいと思います。最初に、日本銀行について述べます。 政策委員会 日本銀行の最高意思決定機関 ...
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10.13 IMMポジションについて
高層建築で有名なシカゴに、世界最大の先物取引所であるChicago Mercantile Exchange(以下、CME) があります。CMEもまた、機能美にみちた高層ビルの中に居を構えています。ブレ ...
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10.12 ドル円8年周期説について
景気変動のマクロモデルを構築する試みは、今なお経済学における興味深いテーマの一つですが、デイトレードにおいては、今現在の現実の値動きを何よりも重視し、そこから帰納的に導かれる事実に即した売買を行うこと ...
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10.11 為替政策
ドルの歴史を振り返れば分かるように、アメリカのドル政策の方向性を探るのは非常に困難な作業です。そもそも、固定相場制から変動相場制への移行というスキーム自体の変更さえやってのけるわけですから、ドル高指向 ...
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10.10 日本国債暴落論について
日本に莫大な借金があるという報道を、一度は目にしたことがあるでしょう。実際、歳入以上の歳出分と既存国債の利払い分とを大量の国債発行で補う会計は、ここ30年以上一貫して行われています。この問題点は主に二 ...
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10.9 国債の一般的性質
国債とは「国の債券」ですから、どこの国の債券であるかが金融商品としての性質に大きく影響します。アメリカ国債の性質は資本主義の先端国家であるアメリカの現状を反映し、日本国債の性質は大規模な量的・質的金融 ...
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10.8 日米の金利差
日米の金利差は、ファンダメンタルとして注目されることがあります。特に近年では、アメリカ10年債の利回りの動向がしばしばチャートに影響を及ぼします。日米の金利差は、今まで述べてきた量的緩和における日米の ...
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10.7 ソロスチャートとドル円チャート
本節では、ドル円チャートと比較しながら改めて日米の金融政策の変遷を追っていき、量的緩和の実効性を検討します。前節10.6 日米の非伝統的金融政策の変遷では量的緩和に関する事実の記述に集中しましたが、本 ...