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9.1 トレンドの意義
今まで、利小損大の戦略方針を定め、それを踏まえてトレードモデルを構築してきました。いわばトレードの中核部分に焦点を当てて考えてきたわけです。ここからは、より全体的で大きな流れ、すなわちトレンドを考えて ...
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8.6 その他長期の時間要因
デイトレードで恒常的に押さえておいた方がいい時間的要因については、前節までのもので十分です。ORTHRUS STRATEGYは年次単位での戦略ですから、それよりも短いサイクルの中での周期性を考えれば原 ...
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8.5 一日を通じた時間要因
年・月・週に関してはアノマリーが中心となりましたが、日に関しては、相場の一日のスケジュールを把握しておくこと、また特殊な動きを示す傾向のある時間帯を事前に知っておくことが目的となります。それぞれの時間 ...
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8.4 一週間を通じた時間要因
各曜日別の時間的要因について説明します。最初にまとめると、注意が必要なのは月曜と金曜と日曜夕方以降、トレードしやすいのは火曜と木曜です。 一週間を通じた時間要因 月曜日 為替においては、窓埋め現象が生 ...
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8.3 一ヶ月を通じた時間要因
一ヶ月を通じた時間的要因を説明します。この時間軸については、為替、株式、ビットコインにおいてそれぞれリズムが異なるので、個別に説明します。 一ヶ月を通じた時間要因 為替 為替は、月末のフローが意識され ...
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8.2 一年間を通じた季節要因
為替・株・ビットコインそれぞれの、年間を通じた季節要因について説明します。 一年間を通じた季節要因 1月 為替・株・ビットコイン共に、前年の流れが逆向きに変わるアノマリーが意識されます。為替は、その年 ...
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8.1 アノマリーをどう考えるか
時間的概念を取引に取り入れることは売買戦略に新たな次元を加えるものであり、マーケットを立体的に捉えることを助けます。ただ、戦略に時間的観念を取り入れるに際しては、ある問題についての言及を避けることはで ...
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7.3 途転売買および部分決済の具体的手順
途転売買と部分決済との具体的手順 損失の許容絶対額からの割合で使い分ける 不完全条件下でのトレードの場合、どこに不完全性があるかは個々のトレードによって異なりますが、必要性からの損切りラインのモデルを ...
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7.2 途転売買と部分決済
利小損大の戦略モデルの優位性を棄損しないことが重要 より早い段階での損切りを行う エントリーの条件は、極限モデルから逆算的に導き出されます。その条件を完全には充たしていないポジションは、不完全であるが ...
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7.1 不完全条件の下での売買で含み損が発生した場合
不完全条件下での売買を考えておくべき理由→利小損大戦略の下では、不完全な条件でも積極的にトレードすることがあり得る これまで、いわば戦略の「計画」について考えてきました。しかし、計画を「実行」に移す際 ...