ノックアウトオプションとは?通常のFXとの違いやメリット

FOREX.com(ノックアウトオプション)

ノックアウトオプションとは?

ノックアウトとは、ボクシング用語です。ボクシングの試合では、相手に殴られて倒れこんだ場合、10秒以内に立ち上がり試合を再開しなければなりません。しかし、ダメージが大きく試合の続行が不可能であれば、KOしたとされ相手の勝利になります。このKOKnock Outの略称です。

為替におけるノックアウトオプションとは、一定条件を満たせば権利が消滅=ノックアウトされてしまう取引のことです。

たとえば、現在のドル円が110円00銭だったとしましょう。この場合に、価格上昇を予想し、仮に下がっても109円00銭にタッチすることは無いだろうと考えたとします。そうすると、109円00銭をノックアウトレベルとしてポジションを持つことになります。その後、残念ながら109円00銭に一瞬でもタッチしてしまえば、損失が確定されます。その後すぐ価格が急激に回復したとしても駄目です。逆に109円00銭さえつけなければ、たとえ109円01銭まで価格が下がろうとポジションは維持されたままです。その後に価格が回復し、110円以上になれば、利益確定も狙えます。

逆に、価格下落を予想し、仮に上がっても111円00銭にはタッチしないだろうと考えれば、111円00銭をノックアウトレベルとしてポジションをもつことになります。この場合も110円99銭まではポジションが強制決済されることはありません。その一方、111円00銭に一瞬でもタッチしてしまえば、損失が確定されます。

ノックアウトオプションのメリット

通常のFXは自由度が高い分、全ての決断が自分に委ねられます。これはもちろん良い面もあるのですが、考えなければならない範囲が非常に広いことも意味します。

ノックアウトオプションは、イメージとしては損切りのポイントを予め想定することを強制してくれる取引だと考えるとわかりやすいです。先の例でいえば、通常のFXの場合、現在の110円からなんとなく上がるだろうという大雑把な予想のもとにポジションを持ってしまう危険性があります。トレードの基本として、損失をどれくらいにすべきかというのは最初に考えておくべき問題です。なぜなら、人間の性質として、ポジションを持つとポジションを持つ以前に比べて判断力が低下するからです。簡単にいえば、ポジションを持つと少し馬鹿になります。ですから、最初に最悪の事態を想定して、ここまで下がることはないだろうというラインを考え、それでもなお下がってしまった場合にどのくらいの損失額なら許容できるかを考え、そこから逆算してどのくらいのポジションサイズにするかを決定するわけです。これが、本当に機械的に正確に忠実に実行できる方にとっては、ノックアウトオプションは不要だと思います。しかし、こう理想どおりにできる方は少ないでしょう。また、仮にロスカットラインを想定した上でポジションを持ったとしても、いざ実際に価格が109円00銭に近づいてきた場合、実際に損切りの決済を実行できるにはまた別の心理的な壁を乗り越えなくてはなりません。わかっちゃいるけどやめられない、実行できないというケースも多いでしょう。

この点、ノックアウトオプションであれば、最初から109円00銭で損切りすることが確定されるシステムなので、自分のトレードに強制的にロスカットラインを考える思考パターンを組み込むことができます。自然とエントリーにも慎重になり、ロスカットのラインを丁寧に考察するようになるというメリットもあります。さらに、109円00銭をつければ必ず109円00銭で決済されます。価格変動が急激な場合、通常のFXだと109円00銭に逆指値をおいていても、実際には108円95銭で決済されて損失が広がったというケースは少なくありません。確実に損失額を予想した上でポジションを持つようになり、残念ながらノックアウトされた場合でも自分の想定どおりの損失に抑えることができるということです。

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